ゴルフクラブで唯一、ゴルファーが直接触れる部分、それが「ゴルフグリップ」です。ドライバーやアイアンのヘッド、シャフトに注目しがちですが、実はグリップこそがスイングの安定性やショットの方向性、さらには飛距離にまで大きな影響を与える重要なパーツなんです。
自分に合っていないグリップを使い続けると、無駄な力が入ったり、フェースの向きが安定しなかったり、スコアメイクに苦しむ原因にもなりかねません。
しかし、いざグリップを選ぼうとしても、ラバーやエラストマーといった「素材」の違い、バックラインの「有無」、M60やM62といった「口径」や「重量」、さらにはGolf Pride(ゴルフプライド)やIOMIC(イオミック)といった人気「メーカー」まで、種類が多すぎて何を基準に選べばいいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
価格も低価格なものから高性能なモデルまで様々で、自分のスイングや好みに合った「おすすめゴルフグリップ」を見つけるのは一苦労ですよね。
この記事では、そんなゴルフグリップの基本的な選び方から、素材や形状がプレーにどう影響するか、人気ブランドの特徴、さらには交換時期の目安まで、あなたのゴルフパフォーマンスを向上させるための情報を徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたの手の大きさや握り心地の好み、プレースタイルにフィットする最高のグリップが見つかり、次のラウンドでのスコアアップに繋がるはずです。
- グリップは素材、形状、重量、太さがプレーに大きく影響する
- Golf Pride、IOMIC、エリートグリップなど人気メーカーにはそれぞれ特徴がある
- バックラインの有無はフェースの向きを意識する上で重要
- 定期的なグリップ交換はスイングの安定性とパフォーマンス維持に不可欠
ゴルフグリップ選びの基本!素材と形状を知ろう
image : golf-item-box- グリップの「素材」の違い!ラバーとエラストマー(樹脂)を徹底比較
- 「コード入り」グリップのメリットとデメリット!どんな人におすすめ?
- 「バックライン」の有り無しはスイングにどう影響する?
- グリップの「重量」がクラブバランスとフィーリングに与える影響
- 「太さ」と「サイズ」(M60, M62など)の正しい選び方
- グリップの「形状」(テーパー vs ノンテーパー)を理解しよう
グリップの「素材」の違い!ラバーとエラストマー(樹脂)を徹底比較
ゴルフグリップを選ぶ上で、まず最初にチェックしたいのが「素材」です。主に「ラバー(ゴム)」と「エラストマー(樹脂)」の2種類があり、それぞれ特性が大きく異なります。自分の好みやプレー環境に合わせて選択することが、快適なゴルフプレーへの第一歩となります。まず、最も一般的で多くのゴルファーに愛用されているのがラバー素材です。
ラバーは、手にしっとりとフィットする「握り心地」や「フィーリング」が魅力で、コントロール性を重視する上級者やプロにも人気があります。Golf Prideのツアーベルベットシリーズなどが代表的ですね。
摩擦係数が高く、滑りにくいのが特長ですが、長期間使用すると硬化したり、雨天時や手汗で滑りやすくなったりする側面もあります。一方、近年人気を集めているのがエラストマー(樹脂)素材です。イオミック(IOMIC)やエリートグリップ(elite grips)などがこのタイプを多く展開しています。
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エラストマーは、ラバーに比べて「耐久性」に優れており、硬化しにくいのが大きなメリットです。また、撥水性が高く、雨天や湿気の多いコンディションでも安定したグリップ力を発揮しやすいため、全天候型グリップとして支持されています。
カラーバリエーションが豊富なのも魅力で、デザイン性を重視するゴルファーにも選ばれています。ただし、ラバーに比べると少し硬めの感触(ハードなフィーリング)の製品も多く、価格もやや高めになる傾向があります。どちらの素材も一長一短があるので、実際にショップで握り心地を比較して、自分の感覚にフィットするものを選ぶのがおすすめです。
「コード入り」グリップのメリットとデメリット!どんな人におすすめ?
グリップの種類を見ていると、「コード入り」という表記を見かけることがあります。これは、グリップの素材(主にラバー)に糸(コード)を練り込んであるタイプのことです。ゴルフプライドのMCCシリーズなどが有名で、多くのツアープロにも愛用されています。このコード入りグリップの最大のメリットは、その高い「摩擦力」と「ホールド感」です。
グリップ表面に練り込まれたコードが細かな凹凸となり、グローブとグリップの密着性を高め、滑りを強力に抑制します。特に、雨天時や手汗をかきやすいコンディションでも、滑りにくさを発揮するのが大きな強みです。
また、素材自体が硬めに設計されていることが多く、しっかりとした握り心地を好む人や、インパクトの衝撃に負けずに強くスイングしたいハードヒッターに向いています。コントロール性を重視し、ショットの再現性を高めたいゴルファーにとっては力強い味方となるでしょう。
一方で、デメリットも存在します。まず、コードが入っている分、フィーリングが硬めになるため、ソフトな感触を好む人には向かない可能性があります。また、表面の凹凸が大きいため、グローブの摩耗が早くなる傾向があります。
素手で握る機会が多い場合、手のひらへの刺激が強く、人によっては痛みを感じたり、マメができやすくなったりすることも。価格も通常のラバーグリップに比べてやや高めに設定されていることが多いです。コード入りグリップは、しっかりとしたホールド感と滑り止め効果を最優先する人、特に雨の日や汗をかく時期のプレーが多いゴルファーにおすすめの選択肢と言えるでしょう。
「バックライン」の有り無しはスイングにどう影響する?
ゴルフグリップ選びで必ず直面するのが、「バックライン」の有る・無し問題です。バックラインとは、グリップの裏側(シャフトのロゴを上にした時に下側)に施された、細い盛り上がり(凸部分)のことを指します。このわずかな突起が、スイングにおいて非常に重要な役割を果たすんです。バックライン「有り」の最大のメリットは、握る位置(向き)がいつも同じになることです。
指先にバックラインの凸部分を感じることで、毎回同じようにグリップを握りやすくなり、フェースの向きを安定させる効果が期待できます。特に初心者や、グリップが毎回しっくりこないと感じているゴルファーにとっては、正しいグリップを習得する上での大きな助けとなります。インパクトの再現性が高まり、ショットの安定性向上に繋がるというわけです。ツアープロでもバックライン有りを愛用する選手は多く、その安定感は折り紙付きです。
一方、バックライン「無し」のメリットは、握る向きの自由度が高いことです。例えば、フェースを開いたり閉じたりしてボールをコントロールしたい上級者や、ドローやフェードを積極的に打ち分けたいゴルファーにとっては、バックラインが無い方が操作しやすい場合があります。
また、最近増えている「可変スリーブ(カチャカチャ)」付きのドライバーやフェアウェイウッドの場合、シャフトの向きを変えるとバックラインの位置も変わってしまうため、バックライン「無し」が推奨されることが一般的です。自分のスイングスタイルや使用するクラブの仕様に合わせて、有り・無しを選択することが大切です。
グリップの「重量」がクラブバランスとフィーリングに与える影響
あまり意識されないかもしれませんが、ゴルフグリップの「重量」も、クラブ全体のバランス(スイングウェイト)や振り心地(フィーリング)に大きな影響を与える要素です。一般的なグリップの重量は50g前後のものが多いですが、軽量タイプ(30g台~40g台)や重量タイプ(60g以上)も存在します。この数グラムの違いが、スイングにどう作用するかを知っておくことが重要です。
例えば、今使っているグリップ(仮に50g)を、より軽いグリップ(例:45g)に交換したとします。グリップ側が軽くなった分、相対的にヘッド側が重く感じられるようになります。これは「クラブバランスが重くなる(ヘッドが効く)」状態です。
ヘッドの重みを感じやすくなるため、ゆったりとしたリズムでスイングしたい人や、ヘッドの遠心力を利用して飛距離を伸ばしたい人に向いている可能性があります。逆に、重いグリップ(例:55g)に交換すると、グリップ側が重くなり、ヘッド側が軽く感じられます(クラブバランスが軽くなる)。
これは、手元が安定しやすく、クラブをシャープに振り抜きやすくなる効果が期待できます。手首の動き(コック)を使いすぎず、ボディーターンでスイングしたい人や、クラブを軽く感じさせて操作性を上げたい人に適しているかもしれません。
ただし、グリップの重量変更は、あくまでクラブ全体のバランス調整の一環です。数グラム(2gや3g)の違いでも、その感覚は人によって大きく変わります。
純正で装着されているグリップの重量を基準に、自分がどういうフィーリングを求めているのか(ヘッドを効かせたいのか、操作性を上げたいのか)を明確にしてから選択することが、失敗しないコツです。交換する際は、ショップの専門スタッフに相談してみるのも良いでしょう。
「太さ」と「サイズ」(M60, M62など)の正しい選び方
グリップの「太さ」は、握り心地やスイング軌道に直接影響する、非常に重要な選択項目です。グリップが細すぎると、手首や指先に力が入りすぎてしまい、俗にいう「手打ち」を誘発しやすくなります。
これにより、インパクトでフェースが返りすぎてフックが出やすくなったり、力みによってヘッドスピードが落ちたりする可能性があります。逆に、グリップが太すぎると、手首の動き(コック)が使いにくくなり、フェースが返りにくくなります。
その結果、ボールが捕まらずにスライスが出やすくなったり、飛距離が落ちたりすることがあります。一般的には、手の大きい人は太め、手の小さい人は細めが合うとされていますが、一概には言えません。握力やスイングのタイプ、持ち球の傾向によって最適な太さは変わってきます。
例えば、フックに悩んでいる人はあえて少し太めのグリップ(ミッドサイズなど)にして手首の動きを抑制する、という選択もあります。グリップのパッケージには「M60」や「M62」、「スタンダード」「ミッド」といった表記がありますよね。
「M60」や「M62」というのは「口径(内径)」のサイズを示しており、装着するシャフトのバット径(グリップエンド側の太さ)に対応しています。同じM60のグリップでも、太いシャフトに装着すればグリップ全体は太くなり、細いシャフトに装着すれば細くなります。
一般的に、M60は内径が小さめ(肉厚)、M62は内径が大きめ(肉薄)とされていますが、最終的な仕上がりの太さはシャフトとの組み合わせ次第です。最近は、グリップ本体の外径(mm)で太さを示すメーカーも増えています。
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選び方の基本としては、グローブのサイズを参考にしつつ、実際にショップで様々な太さのグリップ(や、それを装着したクラブ)を握り比べ、最も力みなく、自然に握れるフィット感のものを選ぶことが重要です。迷った場合は、標準的なサイズから試してみるのが良いでしょう。
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グリップの「形状」(テーパー vs ノンテーパー)を理解しよう
グリップの太さに関連して、もう一つ知っておきたいのが「形状」です。ゴルフグリップの多くは、グリップエンド(手元側)から先端(ヘッド側)に向かって徐々に細くなっていく「テーパー」形状が採用されています。これは、クラブを握った際に、左手(上)は太い部分でしっかりとホールドし、右手(下)は細い部分で操作性やフィーリングを出しやすくするという、伝統的な設計思想に基づいています。
このテーパー形状は、多くのゴルファーにとって自然な握り心地を提供し、長年にわたりスタンダードとして愛用されてきました。しかし、このテーパー形状が逆に「右手の使いすぎ」を助長してしまうケースもあります。
右手が細い部分を握ることで、インパクトにかけて右手首がこねるような動きをしやすくなり、フックやチーピンの原因になることがあるのです。そこで近年注目されているのが、「ノンテーパー(テーパーレス)」形状のグリップです。
ノンテーパーグリップは、文字通りテーパー(傾斜)がほとんどなく、グリップエンドから先端まで、ほぼ均一な太さで設計されています。これにより、右手(下部)が握る部分が相対的に太くなり、左手と右手の太さの感覚が近くなります。
その結果、右手の悪影響(こねる動き)を抑制し、手首の動きを抑えた安定したストロークやスイングがしやすくなると言われています。特にパターグリップではこのノンテーパー形状が主流になりつつありますが、最近ではウッドやアイアン用のモデルも増えてきました。
右手の力が入りすぎてしまう人や、方向性をとにかく安定させたいゴルファーは、一度試してみる価値があるでしょう。ただし、フィーリングが大きく変わるため、従来のテーパー形状に慣れている人は、最初は違和感を覚えるかもしれません。
人気メーカーと交換時期!おすすめモデルも紹介
image : golf-item-box- 定番人気の王道!「Golf Pride(ゴルフプライド)」のおすすめモデル
- 日本ブランドの誇り!「IOMIC(イオミック)」の魅力と特徴
- カラフルで高性能!「elite grips(エリートグリップ)」の評価
- グリップ「交換」のベストな時期と目安は?
- 雨天や手汗に強い!「全天候型」グリップの選び方
- 初心者におすすめ!コスパ最強のゴルフグリップはこれだ
定番人気の王道!「Golf Pride(ゴルフプライド)」のおすすめモデル
ゴルフグリップのメーカーと聞いて、まず「Golf Pride(ゴルフプライド)」を思い浮かべる人は多いでしょう。まさに王道中の王道ブランドであり、世界中のツアープロからアベレージゴルファーまで、幅広く絶大な支持を集めています。その魅力は、長年培われてきた技術による高い品質と信頼性、そして豊富なラインナップにあります。ゴルフプライドの代名詞とも言えるのが「ツアーベルベット・ラバー」シリーズです。
これは、多くのゴルフクラブに純正グリップとしても採用されている定番中の定番モデル。ソフトなラバー素材が生み出す快適なフィーリングと、手に吸い付くような握り心地は、多くのゴルファーに愛されています。
価格も比較的リーズナブルで、コスパを重視する人にもおすすめです。また、近年大ヒットしているのが「MCC」シリーズです。これは、上部(左手)がコード入りラバー、下部(右手)がソフトなラバーという、異なる素材を組み合わせた「ハイブリッド」タイプ。
コード部分が雨天や手汗による滑りを防ぎつつ、下部はソフトな感触を実現するという、両方のメリットを両立させた高性能グリップです。デザインやカラー展開も豊富で、クラブセッティングにこだわりたいゴルファーにも人気です。
この他にも、衝撃吸収性に優れたCP2シリーズや、ノンテーパー形状のTOUR SNSRなど、ゴルファーの多様なニーズに応える製品が揃っています。どのグリップを選べばいいか迷ったら、まずはゴルフプライドの定番モデルから試してみるのが、失敗のない選択と言えるでしょう。
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日本ブランドの誇り!「IOMIC(イオミック)」の魅力と特徴
鮮やかなカラーバリエーションと、独自の素材で人気を確立しているのが、日本のグリップメーカー「IOMIC(イオミック)」です。イオミックの最大の特徴は、「エラストマー(樹脂)」を素材として採用している点にあります。この独自開発のエラストマー素材は、従来のラバーグリップとは異なる多くのメリットを持っています。
まず挙げられるのが、その「耐久性」と「耐摩耗性」です。ラバー素材が時間とともに硬化しやすいのに対し、イオミックのエラストマーは長期間使用しても硬くなりにくく、ソフトな感触が長持ちします。また、水分を吸収しにくいため、雨天時や手汗をかいた状態でもグリップ力が低下しにくいのも大きな強みです。
グリップ表面に施された独自のパターン(テクスチャー)と相まって、どんなコンディションでも安定したショットをサポートしてくれます。そして、イオミックといえば、やはり豊富な「カラー展開」です。
ブラックやブルー、レッド、ホワイト、グリーンなど、発色の良い鮮やかなカラーが揃っており、ゴルフクラブのシャフトやヘッド、あるいはキャディバッグやウェアとコーディネートして楽しむゴルファーも多いです。性能だけでなく、見た目やデザインにもこだわりたい人にとって、イオミックは非常に魅力的な選択肢となります。
代表的なモデルとしては、スタンダードな「Sticky(スティッキー)」シリーズや、ハードなフィーリングの「Black ARMOR(ブラックアーマー)」シリーズなどがあります。やや価格は高めですが、その性能とデザイン性、耐久性を考えれば、十分にその価値があると言えるでしょう。
カラフルで高性能!「elite grips(エリートグリップ)」の評価
イオミック(IOMIC)と並び、日本発のエラストマー(樹脂)系グリップメーカーとして高い人気を誇るのが「elite grips(エリートグリップ)」です。エリートグリップもまた、独自の配合で作られた「エラストマー」素材を主力としており、その性能とデザイン性で多くのゴルファーから支持されています。エリートグリップの製品に共通する特徴は、素材の柔らかさと、それによる高い密着感(フィット感)です。
非常にソフトな握り心地のモデルから、しっかりとしたハードなモデルまで硬度のラインナップが豊富ですが、いずれも手に吸い付くような感触が追求されています。このフィット感が、余計な力を軽減し、滑りを抑制することで、スイングの再現性を高めてくれます。また、エリートグリップもイオミック同様、雨天や湿気に強いのが特長です。素材自体が水分を弾くため、タフなコンディションでもパフォーマンスの低下を防ぎます。手汗に悩むゴルファーにも安心ですね。
豊富なカラーバリエーションと、表面に施された独特なデザインパターン(凹凸)もエリートグリップの魅力の一つです。性能を追求しつつも、見た目のかっこよさや可愛らしさを両立させています。代表的なモデルには、スタンダードな「Y360」シリーズや、グリップエンドに「ウェイトコントロールシステム」(別売りのウェイトでバランス調整が可能)を搭載できるモデルなど、ゴルファーの探求心を満たす製品も展開されています。
価格帯はやや高めですが、耐久性が高く長持ちすることを考えれば、コスパも悪くありません。性能とデザイン、両方を重視したいゴルファーにぴったりのブランドです。
グリップ「交換」のベストな時期と目安は?
どんなに高性能なおすすめゴルフグリップも、劣化してしまっては本来の性能を発揮できません。グリップは消耗品であり、「定期的」な交換が必要です。しかし、どのタイミングで交換すればいいのか、その目安が分かりにくいですよね。一般的に、グリップ交換の目安は「年に1回」または「40ラウンドに1回」と言われています。ですが、これはあくまで目安です。
練習量やプレー頻度、保管環境によって劣化のスピードは大きく異なります。最も分かりやすい交換のサインは、「滑り」です。グリップを握ったときに、以前よりも手が滑るように感じたり、ショットの際にグリップが手の中でズレる感覚があったりしたら、それは交換の時期です。表面がツルツルになっていたり、テカテカと光っていたりするのは、ゴムや樹脂が硬化・摩耗している証拠です。また、見た目で分かる劣化もあります。
グリップの一部がすり減って凹んでいたり、ひび割れが起きていたり、あるいはラバーの粉が手につくようになったりしたら、すぐに交換しましょう。グリップが劣化すると、無意識のうちに滑らないように強く握りすぎてしまい、手首や腕に余計な力が入ってしまいます。
これがスイングを崩す大きな原因になります。せっかくの高性能なクラブも、グリップが劣化していては宝の持ち腐れです。ベストなパフォーマンスを維持するためにも、日頃からグリップの状態をチェックする習慣をつけ、違和感を覚えたら早めに交換することを強くおすすめします。
ショップに依頼すれば数十分で交換できますし、最近は両面テープと溶液がセットになった交換キットも販売されており、自分で交換することも可能です。
雨天や手汗に強い!「全天候型」グリップの選び方
ゴルフは自然の中で行うスポーツ。突然の雨に見舞われたり、夏の暑さで手汗が止まらなくなったりすることも少なくありません。そんな時、グリップが滑ってしまってはナイスショットは期待できませんよね。こうした厳しいコンディションでも安定したパフォーマンスを発揮できるよう設計されているのが、「全天候型」と呼ばれるグリップです。
全天候型グリップを選ぶポイントは、主に「素材」と「表面のテクスチャー(パターン)」です。素材については、ラバーよりも「エラストマー(樹脂)」素材が優れている傾向にあります。
前述のイオミックやエリートグリップのように、エラストマーは素材自体が水分を吸収しにくく、濡れてもタオルで拭けばすぐにグリップ力が回復するという大きなメリットがあります。ラバー素材で選びたい場合は、「コード入り」グリップがおすすめです。
グリップに練り込まれた糸(コード)が、水分がある状態でもグローブとの摩擦を確保し、滑りを強力に抑制してくれます。ゴルフプライドのMCCシリーズなどがその代表格ですね。
次に注目したいのが、グリップ表面の「テクスチャー」です。水分の排出を促すために深い溝や特殊なパターン(凹凸)が施されているモデルは、雨天時でも高いホールド感を実現します。
メーカー各社が独自のテクノロジーを駆使して、滑りにくい表面設計を開発しています。手汗に悩むゴルファーも、基本的には雨天に強いグリップと同じ選び方で問題ありません。
エラストマー素材やコード入りグリップは、手汗による滑りにも効果的です。自分のスイングやフィーリングの好みに合わせて、これらの「滑り止め」性能が高いグリップを選択することで、どんなコンディションでも安心してスイングに集中できるようになるでしょう。
初心者におすすめ!コスパ最強のゴルフグリップはこれだ
ゴルフを始めたばかりの初心者にとって、グリップ選びは悩ましい問題の一つです。高価な高性能モデルも気になりますが、まずは基本的な性能をしっかり押さえた、コストパフォーマンス(コスパ)に優れたモデルから試してみるのが賢明です。
初心者におすすめのグリップの条件は、第一に「スタンダード」であること。クセが強すぎず、多くの人に愛用されている定番モデルを選ぶことで、まずは正しいグリップの感覚を身につけることが重要です。
その点で、最もおすすめできるのが、やはり「Golf Pride(ゴルフプライド)」の「ツアーベルベット・ラバー」です。このグリップは、世界中のゴルファーに長年愛され続けている、まさに「定番中の定番」。
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多くの新品クラブに純正装着されていることからも、その信頼性の高さがうかがえます。ソフトなラバー素材による快適な握り心地と、適度な摩擦力は、初心者がスイングの基本を学ぶのに最適です。価格も非常にリーズナブル(最安クラス)で、交換のハードルが低いのも嬉しいポイント。定期的に交換して、常に良い状態のグリップで練習する習慣をつけるためにも、このコスパの良さは大きな魅力です。
もし、もう少しデザイン性や、雨天時の性能も欲しいという場合は、ゴルフプライドの「MCC」シリーズや、イオミックの「Sticky(スティッキー)」シリーズのエントリーモデルも選択肢に入ります。これらはツアーベルベットより価格は上がりますが、カラーバリエーションが豊富だったり、ハイブリッド素材で滑りにくかったりと、付加価値があります。
最初はツアーベルベット・ラバーで基本を学び、自分のスイングや好みが分かってきたら、バックラインの有無や太さ、他の素材(エラストマー)などを試していく、というのが上達への近道かもしれません。
まとめ:最適なグリップ交換でゴルフパフォーマンスを最大化
- ゴルフグリップはスコアに直結する超重要なパーツ
- 素材は「ラバー」と「エラストマー(樹脂)」が主流で、感触や耐久性が異なる
- 「コード入り」は摩擦力が高く、雨天や手汗に強いが硬めの感触
- 「バックライン」の有無は、握る位置の安定性や操作性に影響する
- グリップの「重量」はクラブバランスを変え、振り心地に影響を与える
- 「太さ」や「口径(M60, M62)」は手の大きさやスイングの癖に合わせて選ぶ
- 「テーパー」形状が一般的だが、「ノンテーパー」は右手の使いすぎを抑制する
- 人気メーカーは「Golf Pride(ゴルフプライド)」「IOMIC(イオミック)」「elite grips(エリートグリップ)」など
- グリップは消耗品。「年に1回」または滑りを感じたら「交換」時期
- 初心者には「ツアーベルベット・ラバー」など、コスパが良くスタンダードなモデルがおすすめ


