ゴルフ中継やコースでの会話で頻繁に耳にする「バーディー」という言葉は、すべてのゴルファーにとって憧れの響きを持っています。これは、そのホールの基準となる打数(パー)よりも、1打少ないスコアでカップインすることを指す用語です。
例えば、パー4のホールを3打で上がればバーディーとなります。初心者の方にとって、規定打数より少なく上がることは非常にハードルが高く、達成できた時の喜びは格別なものがあります。
この記事では、バーディーの正確な意味やスコアの数え方はもちろん、その意外な語源や由来、さらには実際にコースでバーディーを取るための考え方まで詳しく解説していきます。言葉の意味を深く知ることで、プレー中の目標設定がより明確になり、ゴルフの楽しみ方がさらに広がるはずです。
- バーディーは規定打数(パー)より1打少なくホールアウトすること
- 語源はアメリカのスラングで「素晴らしいもの」を指すbird(小鳥)に由来する
- イーグルやボギーなど他のスコア用語との関係性を理解できる
- 初心者でも戦略次第でバーディーを達成するチャンスは十分にある
ゴルフ用語としてのバーディーの意味とスコア計算の基本
image : golf-item-box- 規定打数であるパーよりも1打少ない打数でホールアウトすること
- バーディーの語源はアメリカのスラングで小鳥を指す言葉に由来
- パー5やパー3などホールごとのバーディーの取り方の違い
- イーグルやアルバトロスといった他のスコア用語との比較
- 初心者がバーディーを取るために知っておきたいスコアの考え方
- プロゴルファーでも簡単ではないバーディー獲得の難易度と価値
- スコアカードへの記入方法とバーディーを表す記号について
規定打数であるパーよりも1打少ない打数でホールアウトすること
ゴルフには各ホールに「パー(Par)」と呼ばれる規定打数が設定されています。バーディーとは、このパーよりも「-1打」でそのホールを終了することを意味します。
具体的には、パー3のショートホールなら2打、パー4のミドルホールなら3打、パー5のロングホールなら4打でカップインした場合がバーディーです。アマチュアゴルファーにとっては、ミスショットをせず完璧に近いプレーができた証とも言える素晴らしい結果です。
バーディーの語源はアメリカのスラングで小鳥を指す言葉に由来
なぜ「-1打」のことをバーディー(小鳥)と呼ぶのでしょうか。その由来は20世紀初頭のアメリカにさかのぼります。当時、アメリカのスラングで「bird(バード)」は「素晴らしい」「かっこいい」という意味で使われていました。
あるゴルファーが素晴らしいショットを打った際に「That’s a bird!(今のすげぇ!)」と叫んだことがきっかけで、良いスコアを「バード」と呼ぶようになり、それが幼児語化して「バーディー」として定着したと言われています。
パー5やパー3などホールごとのバーディーの取り方の違い
同じバーディーでも、ホールの距離や設定によって取りやすさやプロセスが異なります。一般的に、距離の長いパー5(ロングホール)は、飛距離が出る人であれば2打でグリーンの近くまで運べるため、比較的バーディーが取りやすいと言われています。
一方で、パー3(ショートホール)は1打目でグリーンに乗せなければバーディーの確率は激減します。それぞれのホールの特徴を理解し、自分の得意な距離から攻めるマネジメントが重要になります。
イーグルやアルバトロスといった他のスコア用語との比較
バーディー以外にも、鳥の名前がついたスコア用語が存在します。パーより2打少ないのが「イーグル(鷲)」、3打少ないのが「アルバトロス(アホウドリ)」です。
小鳥(バーディー)よりも大きな鷲(イーグル)、さらに大きく珍しいアホウドリ(アルバトロス)と、スコアが良くなるにつれて鳥のサイズも大きくなっていきます。逆に、パーより1打多い場合は「ボギー」と呼ばれ、これは鳥ではなく伝説の幽霊(Bogeyman)に由来するとされています。
初心者がバーディーを取るために知っておきたいスコアの考え方
初心者のうちは、すべてのホールでバーディーを狙う必要はありません。無理に狙いに行くと、逆に大叩きしてしまうリスクが高まるからです。
まずはボギーやダブルボギーを減らし、安定してパーを取れるようになることが先決です。その中で、ティーショットやセカンドショットが上手くいき、チャンスが巡ってきた時だけバーディーを意識するくらいの心の余裕を持つことが、結果的に良いスコアにつながります。
プロゴルファーでも簡単ではないバーディー獲得の難易度と価値
テレビ中継を見ていると、プロは簡単にバーディーを取っているように見えますが、実際には非常に高度な技術と精神力が求められます。プロの試合でも、1ラウンド(18ホール)でバーディーを4つか5つ取れれば素晴らしい成績とされます。
厳しいコースセッティングの中で、風を読み、傾斜を計算し、プレッシャーに打ち勝って初めて手に入るのがバーディーです。だからこそ、プロにとってもアマチュアにとっても、その価値は非常に高いのです。
スコアカードへの記入方法とバーディーを表す記号について
プレー中にスコアカードを記入する際、バーディーを取ったホールには分かりやすい印をつけるのが一般的です。多くのゴルファーは、スコアの数字を「◯(丸)」で囲んで強調します。
ちなみに、イーグルの場合は二重丸、ボギーの場合は「△(三角)」や四角で囲むことが多いです。ラウンド後にスコアカードを見返した時、丸がついているホールが多いと、その日のプレーの満足度が大きく向上します。
実践でバーディーを狙うために必要な技術とメンタル
image : golf-item-box- 飛距離よりも正確なショットとアプローチが鍵を握る理由
- グリーン上でのパッティング精度を高めてカップイン率を上げる
- パーオン率を上げることでバーディーチャンスを確実に増やす
- ミスを恐れずに攻める気持ちとリスク管理のバランス感覚
- 練習場で取り組むべきバーディー奪取のための実践的ドリル
- アマチュアゴルファーが陥りやすい無理な攻めとボギーのリスク
- 実際のコースでバーディーを取った時の喜びとマナーについて
飛距離よりも正確なショットとアプローチが鍵を握る理由
バーディーを取るためには、ドライバーで遠くへ飛ばすことよりも、狙った場所にボールを止める正確性が重要です。特に、グリーン周りからのアプローチショットや、100ヤード以内のショットをピンに絡めることができれば、バーディーの確率は格段に上がります。
「飛ばし屋」でなくても、ショートゲームの技術を磨くことで、誰にでもバーディーを取るチャンスは生まれます。方向性と距離感を養う練習を重点的に行いましょう。
グリーン上でのパッティング精度を高めてカップイン率を上げる
どんなに良いショットでグリーンに乗せても、最後のパットが入らなければバーディーにはなりません。バーディーパットは、パーパット以上に緊張感が高まる場面です。
ライン(傾斜)を正確に読み、適切なタッチで打つパッティング技術は必須です。特に1ピン以内(約2.5メートル)のパットを確実に沈められるようになると、スコアは劇的に縮まります。
パーオン率を上げることでバーディーチャンスを確実に増やす
「パーオン」とは、規定の打数より2打少ない状態でグリーンに乗せることです(例:パー4なら2打目で乗せる)。バーディーを取るための王道は、このパーオン率を高めることです。
グリーンに乗る回数が増えれば、それだけバーディーパットを打つ回数も増えます。無理にピンをデッドに狙うのではなく、グリーンのセンター狙いで確実に乗せていく堅実なプレーが、結果として多くのチャンスを生み出します。
ミスを恐れずに攻める気持ちとリスク管理のバランス感覚
バーディーを狙うには、時にリスクを冒して攻める姿勢も必要です。池やバンカー越えのショットなど、プレッシャーのかかる場面で逃げずに打ち切るメンタルが求められます。
しかし、無謀な攻めは禁物です。「ここは攻めるべきか、守るべきか」の状況判断を冷静に行い、成功確率が高いと判断した時だけ勝負に出るバランス感覚が、上級者へのステップアップには不可欠です。
練習場で取り組むべきバーディー奪取のための実践的ドリル
練習場では、ただ漫然とボールを打つのではなく、本番を想定した練習を取り入れましょう。例えば、ターゲットグリーンを決めて、「あそこに乗らなければボギー」というプレッシャーを自分にかけて練習します。
また、得意な距離(例えば80ヤードや100ヤード)を一つ作り、その距離ならピンそばに寄せられるという自信を持つことも大切です。自分の「武器」となる距離を作ることで、コースでの攻め方が明確になります。
アマチュアゴルファーが陥りやすい無理な攻めとボギーのリスク
バーディーが欲しいあまり、実力以上のショットをしようとして自滅するパターンはよくあります。ラフが深いのに長いクラブを持ったり、狭い隙間を通してピンを狙ったりするのは危険です。
無理にバーディーを狙いに行ってダブルボギーやトリプルボギーを叩いてしまっては本末転倒です。「取れたらラッキー」くらいの気持ちで、まずは確実にパーを拾うプレーを心がけることが、結果的にバーディーへの近道となります。
実際のコースでバーディーを取った時の喜びとマナーについて
苦労してバーディーを達成した瞬間の高揚感は、ゴルフの醍醐味そのものです。同伴者からの「ナイスバーディー!」という祝福の声は、何物にも代えがたい喜びです。
喜びを表現するのは良いことですが、あまりに騒ぎすぎたり、時間をかけすぎたりしないようマナーには注意しましょう。同伴者への感謝を忘れず、スマートに喜びを噛み締める姿こそが、グッドゴルファーの証です。
まとめ:バーディーとは日々の練習と戦略が実を結んだ最高の瞬間
- バーディーはパーよりも1打良いスコアであり全ゴルファーの目標
- その名の由来は「素晴らしい」を意味するスラングと小鳥(bird)にある
- 飛距離だけでなく正確なショットとパッティング技術の向上が不可欠
- パーオン率を高めチャンスを増やすことがバーディー量産への鍵
- リスク管理を徹底し無謀な攻めを避ける冷静な判断力が求められる
- 達成した時の喜びは格別だがマナーを守ってスマートに振る舞おう


